【Master’s Talk】織田信長が愛飲した「珍太」とは
- 18th May, 2012
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日本を訪れたポルトガル人が時の権力者である織田信長に献じた品物の中に「珍太」と呼ばれるものがあったそうです。
「珍太」とは一体何だったかご存知ですか?
日本史上初の赤ワイン
見当もつきませんが、実は、ポルトガル語の「ティント」を漢字で表記したものだったそうです。
「ティント」とは赤という意味。正解は、赤ワインのことだったそうです。
1549年、宣教師のフランシスコ・ザビエルがキリスト教を伝えてから、ポルトガルの宣教師や貿易商人たちが日本を訪れるようになりました。彼らは、こぞって織田信長を訪問し献上品を渡しました。
当時、ポルトガルから日本までは船で半年以上もの長い航海の旅。
そのことから推測すると、彼らが運んできたのはかなり濃いワインで、さらにブランデーなどで強化したものでなくては品質が維持できなかっただろうと推測されます。
そのことから「珍太」は、ブランデーで強化したポートワインの全身となる赤ワインだったのではないかと考えられています。
また、このときのワインが、日本史上に初めて記録されたワインだと考えられています。
それまで、中国への留学生や帰化人がぶどうは持ち帰ったという記録は存在しても、ぶどう酒を作ったり、飲んだりという文献は存在していません。
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