Book Review 【僕がバナナを売って、算数ドリルをつくるわけ】

       

2時間を超えるバスタイムで1人企画会議を行う筆者。
川崎の名物部長天野氏の目指すは『スタジアムはどんな時でも笑顔を作る場所』
そしてその先に、この日本に本当の意味でスポーツを根付かせ、スポーツの力でこの国を変えていきたいという強い思いが感じられる。

ところで、今現在のところ日本にはスポーツ文化が根付いているか、否か。
元日本代表監督イビチャ・オシム氏が次のような事を述べていたことを思い出した。
”外国ではパン屋の主人が、よそのチームのサポーターにはパンを売らない。「よそのチームのサポータに食べさせるパンはない」
もちろん賛否両論あろうが、そこまでならないとスポーツが根付いているとは言えない”

スポーツの力でこの国を変えるには、まずホームタウン川崎から。そのためにフロンターレは徹底して川崎に目を向ける。筆者は閃いたアイディアを大切に、壁にぶち当たっても、”なんとかする力”で企画やイベントという形にしていく。
クラブだけの利益でなく、サポーター、スポンサー、行政。みんなの利益の為にみんなで作り出していく。
その成果が、『バナナ』や『算数ドリル』といった形で華やかに取り上げられる。
その華やかさに隠された努力の日々、その時の考え方が記されている1冊。

等々力を笑顔で一杯のスタジアムにするため、今日もお風呂で1人企画会議を行うのだろうか。
と思っていたら、等々力改装計画で『遊園地型ドラえもんスタジアム』にするという計画があるらしい。
また、天野氏が仕掛けたのだろうか。
恐るべしアイディア集団
”川崎フロンターレ”



僕がバナナを売って算数ドリルをつくるワケ
著者/訳者:天野 春果
出版社:小学館( 2011-06-17 )
定価:¥ 1,470
楽天価格:¥ 1,470
単行本 ( 216 ページ )
ISBN-10 : 409840124X
ISBN-13 : 9784098401246



   

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  1. 2013年 1月20日