浪人の末に

       

日本ハムからドラフト1位指名を受けた東海大・菅野が来年のドラフト指名を目指して浪人することを表明しました。
巨人入りを目指しての浪人は江川、元木に次いで3人目です。

社会人入りもしくはメジャー入りも噂されましたが、社会人入りの場合は2年間、メジャー入りした場合はそれ以上にドラフト対象選手となれないため、苦渋の選択。そこまでしてでの巨人入りという夢なのでしょう。
悩みに悩んでの決断でしょうから尊重するべきでしょうし、誰にも批判することはできないとは思います。

しかし、1年間の浪人生活はあまりにも大きなブランクになることは確かでしょう。
23~24歳という選手としては実戦経験を積んで大きく力を付ける時期に試合ができないことのデメリット。

元プロ野球選手が証言します。
紅白戦とオープン戦でも投手としての経験値が違う。紅白戦ではチームメイトに気を使って内角は攻められないが、オープン戦では投手の本能として思い切って攻めてしまう。それがペナントレースともなると自分の力以上の何かが湧き上がってくる。
それに疲労度も紅白戦、オープン戦、ペナントレースでは全く違い、得るものも桁違いのものになる。

それに加え、来年巨人が単独指名するのか、また指名されるまで彼自身が負傷しないか様々なデメリットが考えられます。

ちなみに、江川は1年間の浪人、翌年の阪神指名後の電撃トレードで念願の巨人入りを果たしますが、元のコンディションになるのには3年かかったと長嶋監督が言っていたそうです。

元木も1年後、念願の巨人入りを果たしますが、やはり1年間のブランクは大きく、高校時代のような活躍はできなかったような気がします。
(クセモノと言われ、勝負強い打撃は見せましたが)

同じように巨人入りを希望し、指名拒否、社会人を経由した長野は見事に今年首位打者を獲得しました。
また、内海も同じように指名拒否、社会人を経由し今や巨人のエースとなりました。
やはりこのルートがベストのような気がします。

さて、菅野投手の運命やいかに。


   

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